外界センサーはいらない

もう1つの特徴は、チャリべえが“内界センサー”だけで路面状況を判断すること。内界センサーとは、姿勢角度センサー(ジャイロ)や関節角度センサーなど、ロボット内部の情報をフィードバックするためのもの。移動ロボットは、路面状況を把握するために超音波センサーやビジョン(カメラ映像)といった“外界センサー”を備えるのが普通だが、チャリべえには一切使われていない。各関節の角度と本体の姿勢角度から得られる情報だけで状況に柔軟に対処する。

車輪のついた移動ロボット「チャリべえ」のニュース。詳しくはITmediaの記事を読んでもらうとして面白かったのは「外界センサーがついていない」ということ。「そんなことして大丈夫?」と思ったけど確かに人間も常に足元手元を見て歩いているわけじゃないことを考えると納得。