他人の感覚はあてにならない

その昔、薄紙1枚挟まっているような反応のパソコンをみて知人が「重くてやってられない」とのたまった時「正気か?こいつ」と思ったことを思い出した。時間にして0.05秒程度のそのはさまり具合が我慢できないらしい。それいらい「こいつの『重い』はあてにならない」と適当に流すようにしている。
人の感覚が根拠のクレームは、客観性に乏しい分手に負えないよね。理想をいえば際限ないし。
しかし、普段からそういった細かいところに基準を置くことが大切なこともある。20年くらい前の、SONYウォークマン開発者さんだったかの「普段から0.1mm単位で考えるようにしています」というその姿勢からあのヒットが生まれたように。